2006年05月29日

【ライブドアへの損害賠償】

「フジテレビの日枝久会長は26日の会見で、証券取引法違反事件で起訴されたライブドアの株式を売却した際に生じた約345億円の損失について、早ければ6月にも損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こす方針を示した。 
 同日のライブドア事件の初公判で法人としてのライブドアが起訴事実を大筋で認めたことを踏まえたもの。」(毎日新聞五月二十七日)

 確かにライブドアの株主はライブドアの株式を保有して、株価下落により損害をうけた。

 だから、個人投資家が損害の全額賠償を求めるのはもっともだ。しかしフジテレビのような大企業株主が、個人投資家と同じく損害の全額賠償を求めるのは、ちょっとおかしい。

 大企業は個人投資家と違い、提携先企業の財務状況(財政状態や経営成績)が正しいかどうかを徹底的に調査する能力を持っているからだ

 このようなフジテレビが、この調査能力をフルに発揮しないでライブドアの株式を取得して株価が下落しても、自業自得だと言える面がある。したがって全額賠償などおかしい。

 また、フジテレビがライブドアに損失の全額請求をすると、個人投資家に対する賠償資金が減ってしまい、個人投資家の損害が賠償されなくなるおそれがある。 

 したがって、個人投資家の保護のためにも、フジテレビは損失の全額請求などすべきではない、と思う。
posted by ZT at 02:36| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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